新着情報
外国人保護者のための小学校の入学相談会を11月に開催
東久留米国際友好クラブは「スクールサポートチーム」初の試みとして、外国人保護者対象の「小学校入学相談会」を11月25日に開催しました。
参加は1家庭のみでしたが、保護者の不安や疑問に思っていることを聞き取り、資料などを使って日本の小学校のイメージを伝えることはできたと感じています。
チームは2024年3月初旬にも再度「入学説明会」を開く予定です。周りに必要な方がいらっしゃいましたら、どうぞご案内ください。後日チラシを作成します。
【0さいから18さいの こどもを とうきょうとで そだてている ひとへ】
とうきょうとから この ふうとう(したの しゃしん)が きましたか?
きた ひとは、12がつ15にちまでに もうしこんでください。
こどもを そだてる おかねが もらえます。
しゅうにゅう(しごとで もらう おかね)が おおい ひとも すくない ひとも みんな もらえます。
もうしこむ とき、スマートフォンを つかいます。
スマートフォンが むずかしい とき、もうしこむ かみを とうきょうとから おくって もらいます。
0570-082-018(サポートコールセンター)に でんわして、おくってもらいます。
でんわは あさ 9じ から ごご 6じ まで です。
水曜日クラス(平林寺へ紅葉狩り)
水曜日クラスでは、秋の晴天に恵まれた11月29日(水)、総勢28人(日本語学習者及びその家族・友人が13人、ボランティアが15人)が
参加して、平林寺まで紅葉狩りに出かけました。午前10時半過ぎに平林寺に到着し、総門を潜った先の広場で記念写真を撮影した後、12
時頃までの約1時間、モミジの境内を数人ずつのグループで自由に散策しました。
全体としては、モミジの色は例年に比べて少々物足りなく感じましたが、場所によっては、澄んだ青空を背景に朱色とオレンジと黄色が
織りなすグラデーションが目に鮮やかで、秋色に染まる境内を楽しむことができました。
ところで、平林寺は南北朝時代に創建された歴史のある古刹で、江戸時代初期に幕府の老中や川越藩主を勤めた松平信綱ゆかりのお寺だ
そうです。1637年に起きた「島原・天草の一揆(島原の乱)」は松平信綱によって平定された、と平林寺のHPには書かれています。幕府
側の犠牲者を弔う供養塔もありました。数年前に訪れた長崎県島原半島にある原城跡のことがしきりと思い出されました。
「富士山の見える教室で」(木曜日クラス)
こんにちは。滝山の西部地域センターで活動している木曜日クラスです。
私たちのクラスには、市内の高齢者施設で働くベトナム出身の「介護福祉士候補生」が数年前から参加しています。今年の3名は5期生ですから、この学習風景も今ではすっかりおなじみのものとなりました。
実は彼女たちが座っている窓際は特等席。雪をかぶった富士山と青空を望むことができ、とても気持ちが良いのです。きっと学習もはかどることでしょう。
1時間半の学習を終えて教室を去る時の、笑顔の「タンビエッ(さようなら)、また来週!」が嬉しいですね。
若者たちの目標達成をクラスみんなで応援しています。
「しごとのためのにほんご研修」 日本国際協力センターが受講者の募集延長
1 JICE「しごとのためのにほんご研修」
今年度最後のコースの受講者を募集しています。皆さまがサポートされている方々で、これから働きたい方、既に働いている方などこの研修を必要としている方へ是非ご紹介ください。
■日時:2023年11月・12月開催(チラシ参照)
■会場:都内主要エリア
■対象:永住者、日本人の配偶者、永住者の配偶者、定住者等
■申込み:ハローワーク東京(チラシ参照)
■連絡先:会場ごとに異なるため、チラシをご覧ください。
■主催:JICE (一般財団法人)日本国際協力センター
30周年お出かけイベント「横浜中華街へGO」、山下公園も散策
東久留米国際友好クラブ(HIF )は30周年イベントの一環として、11月7日、みんなで横浜にお出かけしました。「横浜中華街へGO]という企画です。中国、フィリピンの学習者や日本人ボランティア合計16人が参加し、みなとまち横浜を散策しました。
この日の天気は朝までぐずついていましたが、「晴れ女」「晴れ男」の威力で出発のころには青空が広がり、絶好のお出かけ日和に。西武池袋線の東久留米駅、ひばりが丘駅から乗車した一行は10時半過ぎに元町・中華街駅に到着。中華街を目指しました。
玄関口である朝陽門で集合写真をとり、まずは中華レストラン「龍門」に向かいました。昼食はランチのコースで、本場の美味しい中華料理に大満足。おなかをいっぱいに満たした後は3つのグループに分かれ、中華街をそぞろ歩きしました。
横浜中華街はレストランや土産物店、雑貨店など600店が軒を連ねる日本最大のチャイナタウンです。アジア、欧米など世界各国からの旅行者も多く、われわれと同じ様に買い物や食べ歩きを楽しんでいました。
HIFのお出かけグループも、三国志で有名な関羽をまつった「関帝廟」、海の安全を守る媽祖をまつった「媽祖廟」などを訪れ、中華文化に触れました。みんな買い物にも目がなく、豚まん、月餅、天津甘栗、はりねずみ饅頭、ひよこ豆粉などお目当てのお菓子や食材を買い込んでいました。
各グループは最後に海岸沿いの山下公園に集合し、バラ園や季節の花が咲き誇る花壇をみんなで散歩しました。山下公園は関東大震災のがれきを埋め立ててつくった公園だそうです。目の前の海を船が行き交い、遠くにベイブリッジも見えます。かつて米国シアトル航路で活躍した氷川丸も現存する貨客船として係留されており、乗船して船内を見学したグループもありました。
この日のお出かけに参加した外国人学習者は全員女性でした。子育てに奮戦中のママもいて、30周年のお出かけ企画は大きな気分転換、リフレッシュになったそうです。また行きたいですね。以上、お出かけ報告でした。
「研修3日目~自分たちの活動を見つめ直す時間」
研修最終日は「子どもと向き合う」をテーマに 最後の秋季ボランティア研修が 11 月 16 日(木)西部地域センターで行われました。
今回は、10/27の第一回目研修に続き、お二人目の外部講師である YSC グローバル・スクールのピッチフォード理絵氏をお招きして、「外国につながる子どもの現状と課題」についてお話しいただきました。 数多くの海外にルーツを持つ子どもたちと接してきたピッチフォード理絵氏のお話は、 子どもクラスのボランティアはもちろん、おとなクラスのボランティアにとっても大変勉強になり、研修会終了後も熱心に質問をするボランティアの姿が見られました。
第一回目と今回の研修の共通のキーワードは「寄り添う」と「居場所」でした。 これからも、学習者の皆さんに「寄り添う」気持ちを忘れずに、そして日本語教室が 学習者の皆さんの「居場所」となるよう活動していけるといいですね。 研修にご参加の皆さん、ご協力いただきました皆さん、ありがとうございました。
研修後のアンケートから、参加者の声を紹介します。
●子どもたちにとって、心の休まる信頼できる大人に何でも話せるような、そんなクラスづくりをしたい。
●改めて母語の大切さについて考えさせられました。(自分は)大人クラスのボランティアですが、子どもの親であるお母さん・お父さん(の学習者)にもそのことを伝えたいと思います。
●「子どもの味方になってあげること」に感銘。
●日本語教室もひとりの人間を育てる小さな助けになっていると思いました。